「どうぶつの森 ハッピーホームデザイナー」
http://www.nintendo.co.jp/3ds/edhj/
ひさびさに発売日に買ったゲームソフト。
3DSの起動も久しぶりで、充電と本体更新に予想外に時間をとられつつ、さっそくプレイしました。
スマホゲーム、ブラウザゲームになれきってしまった身体で、はたして携帯機とはいえコンシューマーゲームを遊ぶという重い体験ができるのか?と不安だったんですが、さすがの任天堂。ゲーム開始から最初のホームコーディネートまでのサクサク感、かかる時間が、アプリゲーと比較しても短い!
しかも、わかりやすくて、すぐに楽しさにたどり着ける。
本当に久しぶりに、コンシューマーゲーム開始時までの億劫さをまったく感じずに遊べました。
いったん日報を書いてセーブをうながされるまでの、1プレイの単位も、凝ろうと思えばどこまでも凝って時間がかけられるし、さっと終わらせようとすれば1駅から2駅間で終わらせられる。スマホゲーに慣れたプレイヤーも、「どうぶつの森」シリーズのファンも、どちらも満足できる仕上がり。
楽しい。軽い。なのに奥が深くて面白い! しかも、しずえが(今のところ)現れないのがとても嬉しい!!
どうぶつの森シリーズの大きな魅力のひとつ、お家のコーディネート。ただし、持てる家は1軒のみだし、自分の家となると色々考えすぎてしまうし、ゲームを進めなければ家を大きくできないし、インテリアを買うには予算が必要だった。
村のどうぶつたちの家を模様替えしてあげたくても、プレゼントし続けたところで家においてくれるかは運でしたし、思いのまま、とはいえなかった。そこがもちろん、思い通りにはならない「他人」としての存在感を増しており、いろんなヤツと暮らすリアリティ/楽しさになっていたのですが、せっかく素晴らしいデザインの家具調度品が用意されているのに、コーディネート欲は満たされなかった。
そこを「ホームデザイナーになって、訪れるお客さん(どうぶつたち)の、様々な好みと要望に従って、いくつでもデザインできる」ことでオールクリア。すごい!
ガールズモードと、どうぶつの森のハイブリッド。でもインテリア購入代金は考えなくていい。気楽!
壁掛け、テーブルや棚の上に置く指定も細かくできるようになったし、自分自身のキャラメイクや美容院、着替え、服装デザインは、たぬきハウジング2階でいずれ解放されていく(はずですよね?)。
お客として訪れたどうぶつと会話もできるし、町は(おそらく)広がっていく。
1日中リアタイで遊ばなくてもいい、ミニマムな「どうぶつの森」は、スマホアプリ時代には理想型と言えるのではないでしょうか。
……と、まだ3日目のたぬきハウジングの新入社員は、いたく感動しております。
この先、ゲームを進めていったら、もっともっと面白くなるといいな!