「ルパン三世 ー王妃の首飾りを追え!ー」

今年前半に観た舞台の感想をいくつか。

「ルパン三世 ー王妃の首飾りを追え!ー」
東京宝塚劇場で鑑賞。

宝塚を観るのは、昨年の「エリザベート」以来。
ルパンシリーズは子供の頃、テレビアニメの再放送で観たのを覚えていた程度でしたが、大興奮でした!
各キャラクターのシルエットや動きが、アニメで観たあのまま。
生オーケストラの音楽がぴしっとはまる中、豪華な衣装とセットがくるくる変化して、ラストまでめくるめく夢の世界でした。

お話は「カリオストロの城」と「ベルサイユのばら」のいいとこどり。
とはいえ、ベルばら知識がゼロだと、ちょっとつらいかな?
ルパンファンのお客さんに、ルパンと、宝塚入門編のキラキラの双方を味わせてくれるサービス精神がにくい。様々なキャラクターにまんべんなく見せ場があって、アクション、ドラマ、歌と、なにもかも用意されていて、心から満足できる。すごい舞台でした。

ルパン役の早霧せいなさん、銭形役の夢乃聖夏さん、アントワネット役の咲妃みゆさんが、特に印象に残りました。
面白かったなあ。この作品は、DVDを買ってしまいました。