ふじのくに野外芸術フェスタ2015『マハーバーラタ ~ナラ王の冒険~』

今年前半で観た舞台の感想です。

ふじのくに野外芸術フェスタ2015『マハーバーラタ ~ナラ王の冒険~』
駿府城公園にて観賞。

子供の頃、岩波の少年少女世界文学全集を愛読していたおかげで、世界の神話伝説が好きです。
なかでも小学校の時に読んだ、佐藤任さんの「悲しき阿修羅」という本の影響で、インダス文明からヒンズー教、仏教へいたる流れは大好き。
なので、前々から評判の高かったSPAC『マハーバーラタ』の再演があったら、ぜひ行こうと思っていました。

駿府城公園は、屋外の円形ステージ。
満員の観客席をぐるりと輪状のステージがかこむ、面白い構造です。

そこで演じられるマハーバーラタは、すばらしかった!
白い平安朝の装束に身を包んだ演者たちが、講談師の語りにあわせて、演じ、踊り、飛ぶ!
公園を囲む樹々に映る影、ひそやかに忍び寄る足音、音楽、まさに祝祭でした。
円形の劇場でなければ、舞台でなければできない表現。すごかった。
このフォーマットで様々な神話や伝承をやってほしいと感じました。行ってよかった!

演出の宮城聰さん、すごい方ですね。
SPACの舞台は、また観たいと思います。